チームワーク向上で仕事はうまく回る!目標必達のチーム作り
初めまして。ALOTE事業責任者の小澤春奈と申します。<外国人と働く>をテーマに執筆しています。
外国人雇用の基礎知識から外国人の生活まで、様々な視点からお話ししていきます。
今回は「チームワークとそのメリット」についてお話しします。この記事を読めば、仕事におけるチームワークとは何かが理解できます。また、チームワークのメリットとそれを向上させるための方法についてご説明します。
仕事におけるチームワークとは?
仕事をするうえで、一度は耳にしたことのある言葉、「チームワーク」。
上司からは、「チームワークよく仕事をしてくれ」と常日頃言われているでしょう。
同僚とは、「チームワークは重要だよね」と理解し合っているはずです。
先輩からは、「もう少しチームワークを考えないと失敗するよ」とアドバイスされることも。
では、本当の意味でのチームワークとは何なのでしょうか。チームワークとは口にしながらも、それが上手くいかず機能不全に陥ってはいませんか。
理想のチームを構築するためには、チームワークが欠かせません。仕事におけるチームワークの定義はあるキーワードが重要になってきます。
仕事におけるチームワークは、スポーツとは意味合いが違う
先ほどお話しした「仕事におけるチームワーク」。これをご説明するために重要となるキーワードが「目標達成」です。仕事ではこれが最重要課題であり、他とは少し違うところでもあるのです。
実はチームワークという言葉は、スポーツなどでもよく使われます。サッカーや野球、バレーボールなど、団体スポーツでも聞かれますよね。
しかし、スポーツでのチームワークとは似て非なる箇所があります。それが「目標達成」なのです。
スポーツには相手(対戦する、競合する存在)がいますよね。スポーツの目的は、勝負に勝つことだったり、競技を楽しむことだったり、様々です。勝つこともあれば、負けることもあります。プロでもアマでも、勝負の結果は常に決まっていません。やってみないと分からない。
仕事のチームワーク、キーワードは「目標達成」
しかし、仕事において、目標達成が「やってみないと分からない」では困ります。
目標と一口にいっても、社内の業務効率化だったり、具体的な販売目標だったり。もしくは、企画を出して契約を取ることかもしれません。
目標が何であれ、目標は「努力目標」ではなく、「達成すべき目標」なのです。そのためには、スポーツとは違ったチームワークが求められます。チームごとに協力して作業することで、目標達成を積み重ねていく必要があるのです。
厳しい話になりますが、会社は経済活動によって利益を生まなければなりません。(Amazonやメルカリのように、生んだ利益を投資に割く企業もありますが。)
利益を生むために、集団の力を最大限に活用する方法がチームワークです。チームワークによって目標達成し、企業としても個人としても、より多くの利益を生むことができるのです。
チームとグループの違い
仕事におけるチームワークについてはご理解いただけたと思います。
では、そもそも「チーム」とは何なのでしょうか?同様に使われることが多い「グループ」という言葉とは何が違うでしょうか?
スティーブン・P・ロビンス氏の『組織行動のマネジメント』。この本は、アメリカ国内の1,000を超える大学で教科書として採用されている書籍です。
彼はマネジメントと組織行動学の分野における第一人者として知られています。彼が定義したチームとグループと異なる4つの観点について表にしました。
下の表をご覧ください。タテ軸がロビンス氏の定義した4つの観点です。チームとグループの違いがお分かりいただけると思います。
(出典:スティーブン・P・ロビンス氏『組織行動のマネジメント』を参照に筆者が作成)
チームの働きには「協働」が不可欠
チームが重視するのが「チームとしての目標達成を優先している」こと。であるのに対し、グループが重視するのは「個人の成果を高める」こと。
大まかにまとめると上記のようになることがわかりました。
チームは、ただ人数をそろえて仕事を行うのではありません。目標に向かって最大限の能力を発揮した仕事を行うのがチームワーク、ということになります。
つまり、チームはメンバー全員の連携・協力が欠かせません。それぞれのメンバーの相乗効果により成果につなげます。一方、グループは個人の能力を最大限に引き出して成果につなげることを重視しています。
チームワーク向上には、各自の能力や特性を生かしつつ補完し合うことが大切です。
研修サービス「ALOTE(アロット)」で「チームワーク」指導
弊社の多国籍キャリアアップ研修「ALOTE」では、「チームワーク指導」を含めたメンター/メンティー研修を行っております。
初めて部下を持つ方にもわかりやすく、チームワークについてご指導します。
- 外国人を部下に持った指導役の社員様向けのメンター研修。
- 指導される側の外国人社員様向けのメンティー研修。
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上記の3つの研修を、貴社向けの個別カスタマイズをしてご提供いたします。
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今、チームワークの向上が必要な理由とは?
業務の高度化、複雑化
グローバル化や技術革新により、日々ビジネスモデルは複雑化しています。
もはや、個人のスキルひとつで完結できるケースばかりではないはずです。複数の人間、複数のチーム、更に拡大し他企業や他国とのビジネスに発展していきます。
こうした変化を受けて、企業内では新しい課題に対応する必要が出てきました。部門・チーム横断のプロジェクトやタスクフォースの発足です。
個人の能力には限界があります。よって、部門を問わずメンバーを集め、協働で仕事を進めることで生産性の向上が見込めるようになりました。
このような事例が近年増えつつあり、チームワークの重要性はさらに増しているのです。
ビジネスサイクルの短期化
情報化が進むにつれ、ビジネスのスピードは格段に上がりました。情報共有とそれによる判断(意思決定)が瞬時に行われることが求められるようになりました。
その意思決定は、リーダーと言えども全てを正しく一人で行えるものではありません。ビジネスは立ち止まらず動き続けているため、チームの力に頼らざるを得ません。
そこで重要になるのが、チームメンバーの専門性や強みを生かすことです。協力しながらスムーズに仕事を進めることで、ビジネスのスピードアップが狙えます。
メンバーと協働することで、スピードと高い生産性を両立し続けることが可能になるのです。
ビジネスのグローバル化、ダイバーシティ経営の広がり
今や、ビジネスは国内だけで完結することがまれになってきました。ビジネスのグローバル化です。
そのためには、人材の多様性を尊重し、それぞれが持つ能力をシェアしていく必要があります。
人材の多様性とは、外国人や高齢者、男女問わずあらゆる属性の人材を指します。
個々の人材の能力を最大限に引き出し、付加価値を生み出す。そうやって企業価値を高めていく経営手法「ダイバーシティ経営」が広がりを見せています。
人材や働き方の多様性を受け入れなければチームは成り立ちません。特に、外国人材が貴重な存在になりつつある今、採用したら手放してはなりません。労働力不足が深刻な日本社会ではなおのこと。
ガラパゴス化した日本では、同じ価値観から同じアイディアしか生み出せません。ビジネスをグローバル化したければ、チームからグローバル化を推進しましょう。そして、優秀な人材の能力をチームワークで活かせるような態勢を作るべきです。
業績の向上や優秀な人材確保を実現するためにもチームワークがカギとなるのです。
チームワークによる組織のメリットとは?
チームワークがうまく機能することにより、多くのメリットを生み出すことができます。個人単位では実現できないものが多く、業務効率をさらに高めることができるのです。
成果へと直結するためのチームワークのおもなメリットを3つ挙げておきましょう。
チームメンバーのモチベーション向上につながる
チーム共通の目標達成を考えたとき、メンバー間には活発な情報交換が発生します。コミュニケーションを重ねることで、相互の信頼関係が深まるのです。つまり、チームへの信頼関係が強いほど、チームワークが強固であるとも言えます。
信頼関係はチーム全体の士気の向上につながります。「チームのために頑張ろう」というモチベーションになります。
そして、職場内で能力を発揮した結果が認められ、個人としても評価されます。その好循環により、メンバーの承認欲求が満たされ、個々のモチベーションも更に向上します。
このモチベーション向上のためには、評価してくれる相手が必要になります。
リーダーが全メンバーを見られる状態ならいいのですが、メンバーが多い場合は注意。全てのメンバーをしっかり評価し、承認欲求を満たすためには補佐役が必要になります。情報共有やメンバーのフォローを円滑に行うため、サブリーダーを設置すると効果的です。
メンバー同士の相互補完により、目標達成までの時間を短縮し、生産性が向上
チームメンバーは個性も様々。長所もあれば短所もあり、スキルや能力にもそれぞれ違います。
そのため、個別に作業すると業務スピードや成果に偏りができてしまいます。得意な業務では力を発揮できても、そうでない業務では作業効率が悪くなりがちです。
せっかくチームワークをしているのにそれでは、ムダが多く成果に結びつきません。
しかし、チームがうまく機能していれば、メンバー同士が短所を相互補完できます。それぞれ異なるスキルのメンバーが集まれば、苦手分野を一人で抱え込まなくてよいのです。
限られた時間内で多様な作業に対応することができ、生産性も高めることができます。その結果、個人では成し遂げられない大きな成果を得ることができるのです。
また、チームワークが健全に機能することで、業務の負担を平準化できる効果も。負担を適切に管理できることで、業務の停滞や遅延を最小限にすることができます。
生産性の向上により節減できた時間は、別の業務に活かすことができます。新商品の開発やサービス力の向上などの新たな価値を創造できるかもしれません。
ひいては、企業の競争力アップにもつながるでしょう。
ロイヤリティ(Loyalty)の向上
ロイヤリティとは、企業企業ブランドや商品に対する、愛着や忠誠のことを意味します。働く企業に対する従業員の心理動向としてもよく用いられている用語です。
※「Royalty」とは異なります。Royaltyは特許や著作権、商標などを利用する際に、使用する側が支払う対価を意味します。
職場内のチームワークを良好に保つことで、このロイヤリティが向上します。チームに所属する誇りなどの従業員満足度が高まり、企業への愛着が生まれるのです。
その効果として、離職率を低く抑えられるなどのメリットが生まれます。
離職の発生を減らすことで、蓄積した技術やノウハウの外部流出を回避できます。また、退職者の穴埋めとして必要になる採用・教育コストを軽減できる効果も大きいです。
このロイヤリティの向上には、チームがしっかりと機能していることが必須です。チームに帰属している意識と、適切な評価をされていることで、忠誠心に結び付きます。
個人やチームが正当に評価されることにより、承認欲求を満たす効果が生まれます。会社からも信頼されているという意識が、困難な課題へのチャレンジ意欲にもつながるのです。
組織としての対応力UP!早く的確に柔軟に。
組織として求められるものの一つに、変化に柔軟に対応していくことが挙げられます。
変化の激しいビジネス環境に対応するための能力はその都度変わってきます。しかし、常に必要な人材を採用し続けることはできません。
それでも組織としての対応力を上げるには、現存する人員で事に当たる他ありません。技術革新に伴い、業務が複雑化/高度化していますが、チームワークを対応すれば乗り越えることが可能です。
社内の様々な部門を横断してチームを組むことで情報共有が容易になります。また、密なコミュニケーションによって、様々な課題に柔軟に対応できるようになります。
つまり、チームとしての力が発揮されれば、組織としての対応力も上がるのです。
チームワークを向上させる6つのポイント
チームワーク向上のためにはいくつかポイントがあります。メンバーそれぞれがこのポイントを意識すればチームを効率的に機能させることが可能です。
個々の能力を、チームの能力へと昇華させる方法をご説明します。
ポイント①チーム目標を明確に設定する
チームワークで重要なのが、チーム全体の進む先をメンバーが理解していることです。チームの足並みを揃えて、チーム一丸となるためには絶対に必要なことです。
このチーム目標はできるだけ、具体的な目標にしなければなりません。可能であれば数値などで、誰にでもわかる目標にしましょう。
目標がぶれてしまったり、個々の解釈によって変わってしまうのを避けるためです。チーム全体で同じ目標に向かって業務にあたることが重要です。
これはリーダーの役割でもご説明しています。<リーダーの役割>の記事内リンクはこちら。
ポイント②チームメンバーそれぞれに異なる役割分担
チームには、様々な個性や能力を持ったメンバーが集まっているはずです。得手不得手を考慮に入れて、それぞれに異なる役割を持つようにしましょう。
可能であれば、チームを組む際お互いの苦手分野を補い合えるよう選定してください。各メンバーが自分の役割を自覚し合うことで、求められる能力を発揮しやすくなります。
リーダーはそれぞれのメンバーの特質を的確に把握しておく事が重要です。
ポイント③メンバー全員の積極的な参加
チームとグループの違いの一つが、主体的意識の有無です。チームへの帰属意識と共に、チームの活動に積極的に参加する意識が求められます。
個々の成果ではなく、チームの目標達成を確実にするために必要なことです。積極的なメンバーの参加姿勢がチームワークを向上させます。
ポイント④メンバー全員が同じ情報を共有している
情報共有が上手くなされていないチームは、ムダが多くなる傾向にあります。報連相を適時適切に行われているか否かは、チームワークの維持の基本です。
どの作業を、いつまでに、誰が、どのように行うか。こういった情報が共有されていなければ、それぞれが重複した作業をしてしまう恐れもあります。
お互いが効率よく、ムダのない業務ができるよう、適切な情報共有は欠かせません。
ポイント⑤量と質、共に活発なコミュニケーション
先ほどのポイント④と共通する部分もあるのが、コミュニケーションを取ることです。
情報共有をすることは、密なコミュニケーションを取ることにもつながります。コミュニケーションはただ量を多くすればいいのではなく、質も伴うようにしたいものです。
お互いの得意分野や業務のやり方への理解が進むと、業務も円滑になります。また、お互いの信頼関係があれば、業務上の依頼や質問もしやすくなりますよね。
ポイント⑥お互いの多様性を尊重する
チームは様々な才能の集合体です。得意不得意もありますし、考えも異なります。チームの中には外国人や性別、学歴・職歴の背景も様々なメンバーが参加します。
そんなチームメンバーの多様性を尊重することで、チームワークは高まります。
同じ考え・経歴・能力のメンバーだけで構成されたチームに強みはありません。多様なメンバーが能力を発揮できるチームにすることが、組織を強くします。
【 チームワーク向上のポイント まとめ 】
- 明確なチーム目標
- チームメンバーで異なる役割分担
- メンバーひとりひとりの積極的な参加
- メンバー全員で情報共有
- 活発なコミュニケーション
- 多様性を尊重する
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リーダーのチームにおける役割
チームをしっかり機能させるためには、リーダーの存在が重要になります。
彼らの役割や能力をリーダーシップと呼びます。リーダーシップとは「指導力」や「統率力」を意味します。主に周囲の人(メンバー)を動かす力のことを指します。
リーダーシップは役職に就く人物だけが必要とされるとは限りません。メンバーも含めたひとりひとりが身につけるべき能力です。
組織内において適切にリーダーシップを発揮すると、周りに良い影響を与え、自分ひとりだけでは達成し得なかった大きな目標をクリアすることも可能となります。
リーダーのスキルをPM理論で分類
みなさんが想像するリーダー像とはどんな人物でしょうか?グイグイ周りをリードするタイプを思い浮かべる方が多いかもしれません。
では、リーダーとは周囲を引っ張る人物のみにしか務まらないのでしょうか?
決してリーダーに求められるのはそれだけではありません。リーダー像を考えるとき、PM理論で4つに分類することができます。
PM理論とは、「P機能」と「M機能」の2つの能力要素から構成されます。
「P機能」とはPerformance Function。目標達成機能と呼ばれます。
「M機能」とはMaintanance Function。集団維持機能と呼ばれます。
この2要素のの強弱により、次の4つのスタイルがあるとされています。
PM理論の4タイプ、あなたはどれにあてはまる?
- PM型(P要素もM要素も大きい):目標を達成することができ、チームをまとめる力もある
- Pm型(P要素が大きくM要素が小さい):目標を達成することはできるが、チームをまとめる力が弱い
- pM型(P要素が小さくM要素が大きい):チームをまとめる力はあるが、目標を達成する力は弱い
- pm型(P要素もM要素も小さい):成果を上げる力もチームをまとめる力も弱い
この結果を見ると、PM型が理想のリーダー像に近いと考えられます。
反対にpm型はリーダーとしては頼りなさげに見えるかもしれません。
Pm型は、パフォーマンスに優れている反面、ともすれば目標達成だけに囚われてしまい、メンバーに仕事を任せることができずにプレイイングマネージャーになってしまうかもしれません。
pM型は、メンバーの能力が高く、的確な指示や業務配置ができれば、チームをうまく機能させることも可能になるでしょう。
日本人はM機能が強い傾向にある
この4タイプ、日本人はM機能強めのリーダーシップ傾向にあると言われています。しかし、P機能もバランスよく備えていることが理想です。
P機能を伸ばすためには、メンバーに対し、ゴールに向かう意識づけをする必要があります。ゴールに向けた共通認識を持たせ、そのための行動を徹底させることが必要です。
M機能は、タテヨコの人間関係において信頼を築くことで伸ばすことができます。タテの人間関係とは報連相のレポートライン。ヨコとはメンバー間の関係を指します。
P機能もM機能も両方兼ね備えているのが理想ではあります。
しかし、船頭が多いと船は無事目的地に到着できるでしょうか?PM型リーダーばかりが揃っていても、チームが機能するとは限りません。周囲を見て、自分に求められている役割を理解することも同様に重要なことではないでしょうか。
リーダーの役割①具体的な目標設定と情報共有
リーダーの役割のひとつめが、具体的な目標設定です。各自の業務区分を明確にした上で、具体的な数字や期日で目標を明確にすることです。
また、設定した目標と各自の進捗状況を頻繁にチェックすることが重要です。適宜メンバーの状況を気遣い、必要であればフォローすることでチーム全体が上手く回る効果もあります。
滞っている作業を抱えたメンバーがいれば、その情報も共有しましょう。業務サポートをチームで分担することでお互いの信頼関係も強くなります。チームとしての一体感を感じられるでしょう。
リーダーの役割②各メンバーの業務と進捗を管理
ふたつめは、各自の担当する業務を明確にすることです。メンバーの誰が何を担当しているのかを各々が把握できるようにしておくようにしましょう。担当が明確であれば、各自に責任感を持たせられます。
また、質問やサポートが必要な時にスムースに連携が取れるようになります。
リーダーの役割③メンバーに対する適切な評価とフィードバック
みっつめは、メンバーへの評価とフィードバックを適切に行うことです。
チームで成果をあげることが一番の目的ではあります。しかし、各メンバーの経験や能力は様々。
データや数字で測ることができない見えにくい成果や、結果までどのようなプロセスを踏んだかなど、メンバーからヒアリングし、フィードバックに活かしましょう。
チームワーク向上のための研修 ALOTE(アロット)
チームワーク向上のための方法をご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
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